さて、
この前の “お外でコーヒーお紅茶&シガー” の焚き火で使ったナイフがこれ。
“コールドスチール ポケットブッシュマン”
です。
フォールディングナイフ(折畳み)なんですが、コイツはかなり頑丈に出来ていて、バトニングでガンガンぶっ叩けます。
よくあるフォールディングナイフでバトニングすると、ロックが外れたり、ガタがきてハンドルとブレードに一体感が無くなったりします。
鋼材はCTS-BD1ステンレス。
刃渡り約10cm、刃厚約4mm。
この鋼材は欠けないし、刃持ちも良くて大好きな鋼材の一つです。
アメリカ製ですがアメリカのメーカーはそろってチップ(欠け)するのを嫌がるので、箱出しでは結構な大きさのセカンダリエッジ(刃先の更に先にコンマ何ミリかの 角度の大きい刃がついている)が付いています。
これはお世辞にも切れが良いとは言えず、即、砥ぎ落としてプライマリエッジのみにして、フルフラットグラインド(峰から刃先まで二等辺三角形の様な形で形成されている)だったのを、刃先7mmくらいをコンベックス(緩くカーブする様な削り方で俗に言う ハマグリ刃)に砥ぎ直しました。
ただ、硬くて少し砥ぎにくいのが難点です。
フェザリングも楽しく出来るんですが、唯一の弱点が力を入れて握ると手が痛いことです。
本格的に “お外でコーヒーお紅茶&シガー” でお山に行くときはフルセットをデイパックに入れて行くため、刃物もノコや斧はもちろん、ナイフもシースナイフを数本持っていけましたが、最近は “道端コーヒー” と銘打って、飯盒に最低限をパックして出かける事が多くなったので、コンパクトなフォールディングナイフが便利です。
コイツはフォールディングナイフとしては大きい部類になりますが、飯盒にパック出来るので助かってます。
帰ってからチェックしましたが、欠けも無く鈍りもほとんどありませんでしたので、軽く革砥にあててメンテナンス。
ではまた。
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