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”カブで行こう!”  ~そこかしこから異音が~

さて、

我が愛しのカブ90は1987年式です。

33年前という代物です。

はっきり言いまして工業製品においてこの33年という使用年数は驚異的と言っても過言ではありません。

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職人が手動で数百分の一ミリの寸法を出すような旋盤とかなら丁寧に使われメンテも行き届いているので何十年と使われると思いますが、管理の悪い機械なら数年でオシャカになってもおかしくありません。

 

それを考えると、このカブは今まで何人の人間が使ったのか分かりませんし、見た感じでは、いわゆるオーバーホールしたような箇所は見当たりません。

おそらく消耗品の交換だけでここまで生きてきたと思われます。

 

 

 

 

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今日フルーツラインでも走りに行こうとエンジンをかけたら、どうもアイドリングの振動が大きくなってます。

別に不安定になるわけではなく安定してアイドリングしてるんですが・・・

 

 

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走行時にチャリチャリとキーがぶつかり合うような音がしたり・・・

アクセルオフ時にシャリシャリ言ってるし・・・

カシャカシャ音はチェーンか?でもチェーンはほんの3週間ほど前に張り直したばっかだし・・・

 

タペットとかタイミングチェーンとかも見たほうがいいかもしれませんね・・・

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とにかく、いくら稀代のスーパーカブといっても屋外使用で可動部分の多い工業製品ですからメンテナンスしないといけません。

 

 

 

余談ですが・・・

「カブは耐久性がいいから壊れない」

とよく言われますが、いや機械である以上壊れます。

 

思うに、カブの耐久性の良さってのは、”壊れたらすぐ直せる” ってところにあると思うんですよ。

それだけ、部品が多く出回ってるし、しかも修理代が安いので壊れたらポイッてんじゃなく、

「そのぐらいの値段で直せるなら直すか」

ってのが繰り返されるから何十年も元気に走っている個体があるんだと思うんです。

自転車屋で腰上入れ替えたって話も聞くほどですし。

だから、

「直せばまだまだ乗れるよ」

ってのが耐久性が良いっていうことの正体であって、なんにもせずに何十年も乗れる耐久性を持ってるわけじゃありません。

 

 

 

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とにかく、見るとこ見て分からなかったらスパッとバイク屋さんに診てもらいましょう。

 

ではまた。