ワトスン

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“カブで行こう!” 〜タイヤ交換〜


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さて、

カブ90に装着していた、ミシュラン シティプロの真ん中の溝が無くなってきたので交換します。

1年9000キロ走りました。

ドライのグリップはカブならなんの問題もありません。

雨天時のグリップは確かに良いと思いますが、グレーチングやマンホールには弱い気がします。

耐久性はこれだけ持てば万々歳でしょう。

ただ、乗り心地が非常に悪かったです。コンパウンドが硬いんですね。

ギャップがモロに伝わってきます。



このシティプロが廃盤で進化型が出てるので今回はコレを履きます。

ミシュラン シティ エクストラ”

プロよりも、雨天時のグリップ、耐久性はあがってるそうです。

趣味だけで走るのなら、フラットダートを走れるアナキーストリートにしたかったんですが、なんせ通勤にも使ってますので、持ちが重要です。



早速テストランしましたが、乗り心地が格段に良くなってます。プロみたいにガンガンカタガタせずにいなしてくれます。指で押すとトレッドコンパウンドがプロに比べてかなり柔らかいですね。

ケースは硬めなので腰砕け感は無くてミシュランお得意の自然でスムーズな旋回を楽しめます。

私はミシュランが好きなんですがそれは、ドライ時の浮砂や、ウェット時のマンホールなんかで一瞬滑ってからのグリップの立ち上がり方がマイルドな所です。いきなりドンッと立ち上がらないんですな。

真ん中に溝が無く直立時の接地面積が増えているからか加速が良くなってます。

コレでプロよりも耐久性が上がってるなんて信じられません。絶対にトレッドが減るのは早いと思います。結構早い段階で台形になりそうな気がします。ミシュランお得意の路面に吸い付くような走りの要因の一つがサイプです。サイプ(点と点を細い線でつないだ溝)は水を吸い出す役目をしますがトレッドが動くので減りは早い。

思うに、

減るのは早いけど溝が深い分、使える部分が多いので長く使えますよ、ということではないでしょうか。

その証拠に、スリップサインがかなり溝の奥にあります。


雨天時では、前回のプロも濡れた路面のグリップは良かったんですが、マンホールやグレーチングはやはり滑りましたし、白線は緊張感がありました。

しかし、まだ新しいのも相まってこのエクストラは滑りません。いや滑りませんたってツッコメば滑るでしょうが、カブのスピード域だと、そんなに気にしなくても普通に曲がれます。



とにかく、プロよりも持ちがいいという言葉を信じて、9000キロ以上走ることに期待します。



因みに。

空気圧のチェックをおろそかにして低圧で走ってると・・・

チューブがこうなります。

空気圧1キロで300キロ(ダート、プチツー込み)ほど走ったら、中でよじれて薄い部分が出来ていました。

もちろん交換です。

空気圧は重要です。めんどくさいですがチェックしましょう。


ではまた。