ワトスン

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マルチツールの話

さて、

皆さんも一回は手にしたことがあると思います。少なくとも見たことはあるかと。

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いわゆる ”マルチツール” 昭和呼びで  ”十徳ナイフ” と呼ばれるものです。

男の悲しい性と言っても過言ではないと思うんですが、使いもしないのに一本は持っていたい気持ちに駆られるんですよね・・・

 

ビクトリノックスが有名ですが各ツールを出した時に固定できないのが嫌で一本も持ってません。

 

私が今使っているのがこの3本と、出すのがめんどいのでここにはありませんが5cmくらいの小さいのが2本あります。

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これはホムセンで買ったやつです。20年前くらいで7~800円だったと思います。

仕事でちょっとしたことに使う為に作業着のポケットに入れてました。

当時、この大きさでペンチが付いてるヤツは中々無かったので重宝しました。

 

 

 

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第二次世界大戦中の米国陸軍が使っていたビクトリノックスのコピー品です。

これは、トムハンクスプロデュースの ”バンドオブブラザース” という二次大戦物のDVDに付いていたおまけです。

いやこれが結構使えまして、プラマイのドライバーが使い易いのと、10mm以下のボルトナットならこのペンチで回せましたのでバイクツーリングで重宝しました。

 

 

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”レザーマン ウェーブ”

かの創始者である、ティム・レザーマンが旅行中に借りたフィアット600が壊れまくり、修理中にこのペンチを主体としたマルチツールを思いついたんだそうです。

もちろんこの頃にはヴィクトリノックスのマルチツールは存在していましたが、もともとヴィクトリノックスはナイフ屋さんなのでナイフが主体でツールにペンチは付いてませんでした。

 

確かこれは1万円近くしたと記憶してます。

ツーリングに行く時に車載工具なんか要らない、と考えていた時にしっかりしたヤツを一本持っておこうと考えて購入。

しかし、ほどなくして車載工具の重要性に気づきツーリング時は車載工具のツールバッグを持って行くようになって全く使わなくなりました。

 

”お外でコーヒーお紅茶&シガー” の時の焚き火する時に使えるかと思いましたが

ナイフは趣味なのでたくさん持ってるし

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ノコギリはもっとでかいのを持って行きますので

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”シルキーゴムボーイ”

 

マルチツールの小さいノコギリなぞ使いません。

缶切りなんて今の時代ほとんどがプルトップなので使いませんし、よしんばプルトップじゃなかったとしてもナイフがありゃ開けれます。

まして山の中でドライバーを使う状況もありません。

あ、栓抜きは使います。

かなり前に、女の子もいるからと、トイレ台所電源有りのゆるゆるキャンプに行った時にビンビールを持って行ったんですが栓抜きが無く、王冠の縁を包丁の峰で叩いて開けてたんですが、必ずと言っていいほど口の部分が割れ欠けしました。

するとビンの中にそのかけらが入ってビールなのにゴクゴク飲めなくなってブーブー文句言われた経験があります。

 

 

バイクや車にはボルトナットが多く使われているのでモンキーレンチが付いていればなんとか車載工具として用をなすかもしれませんがプラマイのドライバーだけでは使い物になりません。舐めるのを覚悟でプライヤーで回す手もありますがこれは本当に奥の手です。

 

本当に山の中で遭難した時には役立つかもしれません・・・

 

 

ではまた。