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さて、
先の “お外で〜” で使ったナイフがこちら。
• グレンスフォシュブルーク ワイルドライフ スウェーデン製
• ヘレ ユートゥベーラ ノルウェイ製
すでに適当な大きさになっている薪を持って行ったのでグレンスの斧はほぼ使いませんでした。
ヘレでバトニング。
刃厚3mmほどのスカンジグラインドなのでスプリッティングパワーは大きいとは言えず、結構叩かなくてはなりません。
コイツはベベルのジオメトリーは変えてません。スカンジグラインドのままで刃先だけ少しコンベックスにしています。
フェザーは楽々。楽しく作れます。
ただ、少し食い込む感があるのでベベルラインを切り上げてコンベックスに砥ぎ直そうとおもいます。
名高いスウェーデン鋼のサンドヴィック製12C27ステンレスは適度な硬さと粘りがバランスしていて、バトニングでもそうそうチップしたりしませんし刃持ちも良いのに砥ぎやすいので大好きな鋼材です。
こちらがコールドスチール。
このヴォイジャーはフォールディングナイフなんですが、頑丈が売りの一つで、なんとバトニングでガンガンぶっ叩いても壊れません。
普通のフォールディングナイフでバトニングすると、ロック部分が壊れたり、ガタがきたりします。
私の知る限りでは、フォールディングナイフで安心してバトニングできるのはコールドスチールだけです。
鋼材の台湾製CTS-BD1ステンレスは硬いですがチップはしません。昔から台湾は良い鋼材をつくってますね。同じ鋼材でも台湾製は刃持ちが良いです。
このナイフはフルフラットグラインドで刃先が薄くて食い込みぎみなのでフェザリングはやりにくいですね。フェザーの一枚一枚が厚くなって、くるっくるのフェザーが作れません。
難しいですがなんとかコンベックスに砥ぎ直そうと思います。
ではまた。
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