さて、
”ファルクニーヴェン F1” です。
スウェーデン製と謳ってますが日本製です。
スウェーデン空軍の標準装備ナイフになったナイフです。
鋼材はラミネート鋼でVG10(日本名は武生特殊金属V金10号)ステンレスを軟鉄で挟んでます。
刃渡り約10cm、刃厚約4mm。
フルフラットグラインドの刃先5mmがコンベックスになってます。
しかし、余りにも急に丸くなっていて切れが鈍いので、少しなだらかにするために上から砥ぎ直してます。
ご存知の方は、
「これハンドルが違うじゃん」
となると思います。その通りでデフォルトはサーモランというゴムともプラとも言えないようなハンドルです。
ある日、お山でバトニングした時にこのハンドルを叩いたら一撃で割れてしまいましたので速攻で外してパラコード巻きにしました。
こっちの方がしっくり握れます。
このVG10は・・・
刃持ちは悪いし、すぐ欠けるしと本当にスウェーデン空軍に正式採用されたのか?と思うほどです。
はっきり言って使い難い。
ただ、ブレードのジオメトリーは良くて使い易いんですが・・・
ではまた。
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