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さて、 久々にソロ焚き火です。 10年前は毎週行っていた焚き火も、近年は “横型エンジンクラブ” でしか行かなくなってしまいました。
今回は以前に貰った薪がなかなか減らないので、貰った薪を減らしにいくというマイナス思考でのソロ焚き火です・・・
シェルパもお山に焚き火しに行く目的で買ったのに、近場に葉巻やパイプをやりに行くだけでここのところ走行距離が伸び悩んでいます。
今回は私の焚き火場の中で一番のお気に入りの場所。アプローチのこのフラットダートが面白いんですな。シェルパの本領発揮です。
到着。
たまには豪快に火を焚きたいのと、薪を一気に減らすため、焚き火台はモノラル。バーゴでちまちまやってるといつまでたっても薪は減りません。
刃物はハスクバーナのキャンピングアックスとバークリバーのオーロラ。
ハスクの斧は箱出しでは切れは悪いです。“割る” 事だけならそのまま使えますが、私は斧でもフェザースティックを作れないと嫌なので砥ぎ直してます。
因みに、ハスクバーナと言えばバイクメーカーだろ?と思われがちですが、元々はマスケット銃を作っていた銃器屋でした。ハスクのロゴマークはこのマスケット銃を銃口から見た図柄です。銃口の上にフロントサイトとリアサイトを表す3本のライン。
それから森林整備用道具の会社に転身。しばらくしてエンジンチェンソーを発端にバイクをやりだした訳ですが、森林整備用道具製造販売が根幹となっていますので今もハスクの斧は手に入ります。
斧と言えば、スウェーデンのグレンスフォシュブルークが有名ですがスウェーデンでは伝統工芸の位置付けになっていて値段が高く、おいそれとは手は出せません。 対してハスクの斧は実用なので安く手に入ります。
まぁ、グレンスの斧は見た目がカッケーので、何を隠そう私は3本持ってます・・・
バークリバー オーロラ
アメリカ製で鋼材はCPM3Ⅴ。ハンドルはナチュラルキャンバスマイカルタ。
浅いベリー角のスピアポイント、コンベックスグラインド、十分なスプリッティングパワーを生み出し、テクニカルにも追従する刃厚、握りの良いハンドル。これぞブッシュクラフトナイフ、言うこと無しのナイフです。本国アメリカでも ”ブッシュクラフター” をしのぐほどの大人気。
箱出しではチップを嫌ってセカンダリーエッジが切ってあるのと、ラディウスが大きいコンベックスなので、セカンダリを消してプライマリーのみにして、スモールラディウスに砥ぎ直してます。
モノラルの焚き火台は秀逸で、火の立ち上がりは早いし、火力も強い。
手前みそですが、自作のワンポッド五徳スタンドは本当に使い勝手が良く秀逸です。
結構な時間いこってくれて火持ちも良い。
ナイフでフェザースティック作りを楽しみつつ、コーヒーをいただきながら、ブッショカンのパイプでキャメルを。
至福のひと時です。
やはり、モノラルを使うと薪があっという間に減っていきます。バーゴの5〜6回分が1日で無くなりました。
たまには轟々と火を焚くのもいいですね。
ではまた。
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