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さて、
目をつけていたパイプを手に入れました。
“ラットレー マジェスティ ライト5”
ビリヤードタイプ
ラットレーはチャンバーにカーボン塗布はしてありません。
「俺たちが作るパイプを使おうってんだからブレイク・インくらい自分で出来るだろ?」
てなもんでしょうな。
お客をお客様とは思わないイギリスらしいやり方です。
シャンクエンドに真鍮のリング。この形からてっきりアーミープッシュタイプ(マウスピースのシャンク側が円錐状になっておりそれをシャンクに押し込んで止めるタイプ。押し込んで止めるためシャンクが割れないように多くはなんらかの金属製のリングがエンドにはめてある)と思いましたが普通のダボタイプでした。
シャンクの左右に綺麗な刻印。裏には小さく “5” の刻印。
結構大きめのボウルでチャンバー径は21ミリ、デプスは40ミリとチャンバーも結構デカいです。
光沢のある処理をしてありますが火が入ると光沢は無くなり、ポリッシングクロスで拭いても光沢は戻りませんでした。
ツゲのM79番でブレイクイン。
香りは古書の香りでラタキア感があります。薄い昆布ダシに若干の渋さがあり、ピーターソンのエリザベシアンに似てますね。バーレー配合というので期待したんですがそれほどでもありません。数種類の葉っぱを上手くバランスさせてある感じでこれといった特徴が無い・・・
不味くはありませんが率先して吸おうという気にもなれない葉っぱです。
それにしてもこのパイプは持ちやすい。いやまぁ持ちやすそうだなと思って狙ってたんですが、ノーマルグリップもペングリップもどこにも違和感無くしっくりと待てます。
こういうパイプはこれから出番が増えるでしょうね。
ではまた。
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