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さて、
“シャコム ロップ スタウト チャビー”
です。私の好きなチムニータイプ。
可愛い箱入り。輸送でよく凹まなかったな、というくらいペラい箱です。
中も、説明書も何もなくて袋に入ったパイプが入ってるだけ。ラットレーとは正反対の簡易包装です。
シャコムとありますが、元々は“ロップ”社で、1870年にフランスでレオン・ロップがチェリーパイプの特許を取り、立ち上げられました。
1991年にシャコムが買収しています。
ロップのスタウトシリーズは小ぶりなシリーズで、本体は1930年代のオールドブライアー、マウスピースは1950年代の水牛の角で出来ています。
この水牛の角のマウスピースは破損しても修理はできないそうで、代替え材料で作り直すらしく、壊すとかなりの出費を覚悟しなければいけません。
こういう短めのパイプは「ノーズウォーマー」と呼ばれ、その名の通りチャンバーが鼻に近いので、煙や熱気がモロに鼻を焼きます。
そのため、
このように、ボウルを少し前に傾けて作られています。
最初、こんな少しくらい傾いてても変わらんやろ、と思いましたが、不思議と全く鼻や顔に熱さは感じません。
チムニーパイプの特徴でシャンクが細いので、カッチリ感はありませんが持ち感は良いです。
シャコムのパイプは初めからチャンバーにカーボンが塗布してある物が多いんですが、傘下のメーカーのパイプに関しては手を加えてないようで木肌のままです。
速攻で自作の火皿蓋も作りました。
同じチムニータイプのビッグベンとの比較も面白そうです
ではまた。
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