ワトスン

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“パイプをやろう!” 〜フィルターとお手入れ〜

 

 

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さて、

パイプには ”煙道” という煙の通り道があります。

ここは3mm,6mm,9mmと3種類の径があり、それぞれにフィルターがあります。

 

シャコムのマルセイユ442。

コイツの煙道は3mmで、元々金属フィルターが付いています。

しかし金属フィルターは葉っぱが燃えて出る水分を吸わないので、私は取り外してペーパーフィルターに変えています。

トイレットペーパーの芯みたいな単なる円筒形の紙なので葉クズや灰は止められません。水分を吸収するだけです。

 

 

メシャムのコーンパイプ。

コイツの煙道は6mm。

コーンパイプ用のフィルターが出てます。コーンパイプは6mmが多いのかもしれません。

コイツはスカスカではなく、中にガサツに紙切れが入ってる感じです。

 

 

 

シャコムのスキッパー41サンブラ仕様。

コイツは9mmの煙道ですが、デフォルトではアダプターが付いて3mmになっており金属フィルターが付いてます。

マルセイユもそうですが、金属フィルターはあまり意味が無いと思うのでアダプターごと取り外して9mmのフィルターを入れてます。

 

さすがに9mmにもなると中身は色々で、単なる紙きれや多孔石、活性炭なんかがあります。私は活性炭のヤツを使ってます。

喫味が変わるのが嫌だと言う人もいますが、雑味が取れて葉っぱの味が引き立つので私は好きです。

ただし、モノによります。

 

 

 

 

次にお手入れをします。

“モール” と呼ばれる、細いブラシを吸い口から入れてゴシゴシと。

モールは基本、使い捨てです。

50本280円くらいで、安いのか高いのか微妙な値段です。一度洗って再使用してみましょう。

後は、マウスピースと外身を拭くだけ。マウスピースの材料は色々あって、安いヤツはプラスチックだったりしますが、ソコソコになるとエボナイトが多いです。お高いのになると、水牛の角や象牙、サンゴなんてのもあります。このエボナイトは最初、深い黒色で鈍く光ってるんですが、咥えると歯で噛むのですぐにみすぼらしくなってしまいます。

そこでコイツ。

マウスピースポリッシュ。コイツで磨いてやればあの鈍い輝きを取り戻します。

 

 

お掃除してじっくり眺めてると、どうしてもニヤついてきます。

まさしく、趣味の世界ですねぇ。

 

 

ではまた。