さて、
今回のナイフはコイツです。
“バークリバー カナディアンスペシャル”
鋼材 A-2カーボンスチール
刃渡り 約12cm
刃厚 約4mm
ハンドル ブラックキャンバスマイカルタ
名前の通り、いわゆる “カナディアンナイフ” を真似て作ったモノです。
コレが、カナダの “DHラッセル&グローマン” が作っている本家本元のカナディアンナイフ、“グローマン No.1オリジナル” です。
この他に、“No.3 ボートナイフ” と “No.4 サバイバルナイフ” を持ってますが、No.1オリジナルが一番使い良くて好きです。
木の葉型のブレードと首が細くV字に反った形状が特徴です。
バークリバーの “カナディアンスペシャル” ははっきり言いまして失敗作だと思います。
というのは、ナイフの要であるハンドルが握りづらい。
フィンガーグルーブが私の指には合いません。てか、合う人いるのか? ってくらい一つ一つのグルーブが大いので、どこかの指が尖った山側に来ます。
これまたご丁寧にハンドルの形状通りのフルタングなので削るのもめんどくさい。
先の写真のようにごまかして削りましたが本家のように、いろんな握り方ができてクルクル回せるようにはなりません。
ナイフ自体も、一瞬、V字に反っているように見えますが、握ってみるとストレートでよくあるナイフと変わりません。
ブレードはスピアポイントで使い良いのに勿体ない。
バークリバーお得意のコンベックスエッジですがチップを嫌って太いんで、セカンダリーエッジを削り落として少しスリムに痩せさせるとフェザーも作りやすくなりました。
ちょっと勿体ないナイフですねぇ。
ではまた。
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