さて、
先日交換しましたカブのクラッチ。
交換前は結構な負荷がかかると「ウオーンウオーン」と回転が上下してました。
どれだけ減ったらこういう現象が起きるのか興味がありましたのでバラしてみました。
クラッチ交換と言えば今はアッセン交換が主流でバラしてクラッチ版を交換するなんてことはめんどくさくてやってられません。
それ故に減ったクラッチ版を見れる機会が無いのでいい機会です。
スプリングと自動遠心クラッチの肝であるウエイト。
残念ながら新品はバラしてませんので比較はできません・・・
プレートが部分的に焼けているのがわかりますね。
クラッチ版は光の関係で溝がはっきりわかるのであまり減ってないように見えますが、触ってみると減っているのが分かります。
一部欠けていたり・・・
焼けてます。
カブ本体は中古で買いましたので以前いつ交換したのかわかりませんが、カブの自動遠心クラッチは、走り方によっては結構半クラを使いますので、手動クラッチより寿命は短いそうです。
たまに3速固定で走ってるオバチャンを見かけますが、あれだと3000キロもたないそうです。
・・・まあ、考えたらそうだわなぁ。
この写真は別に何かがぶっ壊れているわけではありません。
カブ特有の、”遠心フィルター” です。
古いカブにはオイルフィルターがありません。
簡単なメッシュフィルターが申し訳程度に付いているだけです。
この黒い塊はオイルの不純物で、カーボンなんかが遠心力で固まったものです。
まあ、よく考えられてますねぇ。
自動遠心クラッチの肝。ウエイト。
90かぶは28枚ですが、強化クラッチは32枚入ってます。
コイツは記念にキーホルダに付けときます。
ではまた。
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