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さて、
以前にも書きましたが、
バイクのチェーンオイルの話です。
以前は私も定期と雨天走行後に御多分に洩れずチェーンクリーナーで掃除してチェーンルブを吹いてました。
まぁ間違いのないメンテナンスです。
しかし、面倒なので半年に一度くらいのスパンになってしまい気づいた時にはかなり汚くなってます。
コマの周りにルブ自体が黒く堆積していたり、なんといってもイヤなのが細かい砂です。
チェーンルブは飛散防止の為に粘度が高いのでメチャクチャ汚れと砂埃を呼びます。
チェーンと一緒に砂粒が回る・・・
ゾッとしますね。
かなりお高いゾイルも試しましたが体感できる変化は感じられませんでしたし、砂埃が付いて研磨してる状態になるのは同じです。
チェーンやスプロケをばんばん交換できる経済力があればいいですが、私には無理な話です。なので出来るだけ消耗は抑えたい。
そういう時に先輩にエンジンオイルを勧められました。
エンジンオイルはチェーンルブと違って粘度が低く、粘着力が弱いので汚れを呼びにくくなると。
使ってみると、付着した砂埃はオイルと一緒に飛び散るので驚くほどチェーンが綺麗です。その代わりホイールは汚れますが、チェーン掃除と比べたら格段に楽です。
さらに粘度が低いのでフリクションも少ない。
試しに後輪浮かして回してみると明らかにエンジンオイルの方が多く回ります。
私が今使ってるのが、もう10年近く前に買った “アッシュ” です。今エンジンオイルは別のを使ってますのでお高いオイルですが他に使いようが無いのでチェーンに使うようになりました。
昔ショップに、シールチェーンにエンジンオイルを使うとシールが膨潤して切れると言われてクリーナーとチェーンルブをメンテに使ってましたが、先にも書いた通りなかなか面倒なのでスパンが長くなります。
サビは気にしますが汚れててもぱっと見で油分があれば、
「まぁ、いいか・・・」
と、なりがちで、掃除が面倒なので汚いままルブだけ吹いたりしてました。
実はこれが一番最悪で、掃除せずにルブだけ吹くと汚れがドンドン奥に入り込んでいき、新しく吹いたルブで蓋をされる状態になります。
上の、シールが膨潤する話は現在ではとうに過去の話で、エンジンオイル刺してたからチェーンが切れたなんて聞いたことありませんし、伸びたなんて話も聞いたことありません。
実際、検証実験している方もおられて、何の問題も無いどころか利点の方が多いという結果もでています。
ただし、エンジンオイルはチェーンルブに比べて粘度が低く飛び散るので短いスパン(私は雨天走行後と300キロ毎)でのメンテが必要ですがチェーン自体は常に綺麗なのでオイルを刺すだけでいいので簡単です。
ではまた。
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