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さて、
・・・サブタイトルなんですが、葉巻の値段が改定されます。
葉巻の王道キューバ産から。
“改定” と書きましたが、まぁ値上げです。
かの大航海時代にコロンブスによって葉巻が発見(コロンブス本人が発見した訳ではなく船員)され、
スペインに持ち帰られて王侯貴族の間に広まったが、素晴らしい嗜好品だということでスペインの王侯貴族は独り占めして輸出しませんでした。後にナポレオンが、
スペインを占拠した時、葉巻を持ち出しヨーロッパ中に広がりました。その頃から値段が下がったことはないそうです。
上がるよー、という話は聞いてましたし、これまでも、ちょくちょく2〜3百円上がったりしてましたので、「ああ、またか」てなもんでしたがなんと今回は!
「はぁっ? 3倍っ⁇」
いやビックリです。
モノによっては4倍くらいになる物もあるそうで・・・
そりゃキューバ産はやっぱり美味いので欲しいですが、今までの値段でもおいそれとは買えない物が3倍って・・・
もうすでに市場にはキューバ産はほぼ出回ってません。
そりゃそうです、値段が上がると分かっているモノを今の安い値段で売るバカはいませんのでブローカーや小売店はストックしてます。
葉巻は農産物ですが、食べるモノと違って、新鮮なモノよりも熟成されたモノの方が価値が上がるので、古くなる前に投げ売り、なんてこともありません。
おそらくキューバ産に続いて、他国産も便乗値上げしてくるんじゃないでしょうか。
解せないのは、キューバ本国でも値上がりする事です。
キューバ葉巻は生産から出荷まで全て国内の公営会社でまかなっているので、輸出品は分かりますが国内流通分はロシアウクライナ戦争による多少の輸送費高騰はあるでしょうが、材料費高騰は関係無いはず。
キューバでは観光と葉巻とラム酒が利益の中心なので、ロシアウクライナ戦争で影響のある食品や燃料の高騰と、コロナでの観光業の打撃を葉巻とラム酒で補おうという事でしょう。
それでも、世界の金持ちにとっては痛くも痒くも無いそうで、それどころか、下々の者どもが吸えなくなることで品切れが無くなると大喜びしているそうです。
打撃が大きいのが日本国内のシガーバーや葉巻屋さんでしょう。
普通のバーに転身するとしても、離れるお客も多いはず。
葉巻専門店は数少ないですが、葉巻自体がマイノリティな物なので、葉巻だけで食っている訳ではなく多種経営でしょうから葉巻を切り捨てるところも増えるでしょうね。
ともかく・・・
私は今、キューバ産は数本のストックがありますが、新たに購入はなかなか難しくなりそうです・・・
ではまた。
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