ワトスン

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コーナリング時の内足の動きについて

なにやら難しい題名ですが、要は体重移動の話です。

 

皆さんはコーナリング時、内足はどうしてますか?

「そんなこと気にして走ったことない」

「ちゃんとステップに乗ってます」

「一瞬、外している」

などなど・・・

 

私は昔からコーナリングの姿勢はリーンウィズ

バイクと同じ様に体も傾けてます。

癖のないバイクで公道ならそれで曲がれますが、好みのバイクに乗ったらなんか全然今までのように曲がってくれない、なんてことがあると思います。

 

そうなってくると、バイクを大改造するか自分の曲げ方を変えるしかありません。

今乗っているW650はお世辞にもヒラヒラとコーナリングできるバイクではありません。

SSじゃないんだからあたりまえですが、それでも ”ヒラッ” ぐらいでは走りたい。

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こういうクラシカルな形してますので、ちょっとしたスピードでもすぐバンクセンサーが擦れます。

実際、初めてバンクセンサーが「ガリッ」っと言った時は、

「え?こんなスピードで擦るのか?」

と思ったもんです。

タイヤのエッジに乗せる、なんてできません。

センタースタンド外して、マフラーをスクランブラー風に上げればできますが・・・

 

とにかく、バンク角が浅くすぐにバンクセンサーを擦ってしまうので、おのずと内足をステップから外すようになりました。

いや、正確にはいつでも外せるようにステップの上を ”触っている” 状態でコーナリングするようになりました。

 

するとこれがえらく曲がりやすい。

 

今まで、”ニーグリップ命” で両足踏ん張ってタンクをはさんでたので体重移動の量が少なかったのか?

いっそのことロッシみたいにコーナー手前でぶらーんってするか?

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しかしこれはスピードが出てると恐かったので無理。

GPライダーの ”針の穴を通すような操車感覚” はえげつないと思います。

 

昔、ケニーロバーツがライテクDVDでどっかのサーキットを走ってる時に、

「こういうコーナーではリアタイヤを1インチだけ外へずらすんだ。それ以上は無駄だからやめたほうがいい」

と解説していたことがありましたが、

「一般ライダー向けのライテクDVDでそんなこと言うなよ・・・できるわけないじゃん・・・」

と思ったもんです。

彼らにとっては当たり前で、できなきゃ速く走れない、イコール勝てない、ってことですから言わんとすることはわかりますがね・・・

 

話が逸れましたが、バンクセンサーが擦れることによって内足はステップを触るくらいの感覚になり内足の力が抜けたことによって、外足のヒザで体重を支えている状態になり、より内側に体重がかかるようになって曲がりやすくなったと。

 

いつも思いますが、こういう ”感覚” を説明するのって難しいですよね・・・

 

 

今は、直線では土踏まずをステップに載せてますが、コーナー直前で踏み直して指の付け根をステップに ”触れる” ようにしています。

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以前はこういう感覚は無かったんですが、こういうことに気づかせてくれるのもダブルの良い所です♬

 

 

 

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