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さて、
今回は手作りグッズを試しにお山へやってきました。
職場の廃材で作ったコイツ。
ワンポッド焚き火スタンドです。
8π×1000ミリの鉄棒と、スタンド部分として3ミリの鉄板を50ミリ×80ミリに切断し12ミリの穴を開けてそれに7πの鉄棒を曲げて溶接したものです。
鉄棒を地面に叩き込んで上からスタンドの穴を通すだけ。
最初、8ミリの鉄棒じゃしなるかもしれないと思いましたが、私が “お外で〜” で使うこのマグマカップと飯盒くらいなら全然大丈夫でした。
今回使ったナイフはコレ。
斧が、グレンスフォシュブルークのワイルドライフ。ナイフはモーラクラシックの2番。コイツは元は樽型の赤いハンドルなんですが、握りにくいので形成し直して色も塗り直してます。
焚き火台はこのバーゴのように横から薪を入れられるモノはいいんですが入れられないモノは使う薪もかなりコンパクトにしなければなりません。めんどくさいのである程度の大きさにすると焚き火台からはみ出ることになりクッカーが乗せづらくなります。
そういう時にこのスタンドがあれば非常に便利です。
こういう感じに火から逃がすこともできますし、上に逃がしたり微妙に近づけたりして保温も出来ます。
使える自作焚き火スタンドですが気に入らない点が2つ。
1つは地面に打ち込む鉄棒の長さです。車なら全く問題ありませんがバイクだと1メートルの鉄棒はデカい・・・しかし1メートル以上無いと柔らかい砂地では安定しません。半分にしてネジを切ってソケットでつなごうかとも思いましたが、テントペグのように “打ち込む” という生易しいものではなく、地面に “叩き込む” ので衝撃でネジが回らなくなります。
もう1つがスタンド部分の曲がり。地面に打ち込む鉄棒よりも2ミリ大きい穴を通して、斜めになって止まる仕組みなのでクッカーを乗せる部分を水平にする為に曲げなければなりません。この曲がりが収納時に意外と邪魔になります。蝶番で折りたたみ式にするかとも思いましたが、せっかくシンプルに作ったので要らないことはせずここは目をつぶります。
三本足のトライポッドは現地の木で作れるという利点がありますが、頃合いの良い木が無い時もありますし、上下の調整は比較的簡単に出来ますが、左右の調整は組んだ木ごと動かさねばならないので煩わしい。
対してこの一本足のワンポッドは円状に動き、なおかつ上下も調整出来るので非常に使い勝手が良い。鉄棒を打ち込まなければならないので地面を選びますが・・・
スタンドがもう一つあると更に便利だと思いますので、もう一つ作っておきます。
ではまた。
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