ワトスン

フライフィッシング w650 CL カブ シェルパ ナイフ 葉巻 パイプ コーヒー 焚き火

“渓流フィネスをやろう!” 〜 レガリスの威力はどうか?〜

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

さて、

ダイワ レガリスLT1000Sを試してみます。

以下は釣り玄人の人には当たり前のことだと思いますので、素人のつぶやきと思って読んでください。

 

 

今回のロッドはトラウティアフェリーク3'8"。

いそいそとタックルの用意をしていてなんか違和感を感じました。

げげっ!

なんとロッドのトップピースが無い。

以前の釣行での移動中にすっぽ抜けたようです・・・

は〜、しょうがないのでトップピース無しでヤります。

モチベーションがダダ下がりです。

 

 

しかし、こういう時に限って力が抜けたのか釣果はバツグン。

1.5gのスプーンで一発目にでかムツが!

それからもバンバン食います。

 

 

今回は12〜15cmくらいのデカいのが3本、7〜8cmくらいのは数えるのが面倒なほど上がりました。

以前と比べると雲泥の差です。

何が違うのか。

ずばりリールです。

今回使ったレガリスはリール全体のランクで言うと下の上という所の、言わば入門下位機種の中では上のほうという位置付けで、何万円もするような上位機種ではありません。

 

今までは、

「リールなんて所詮は糸巻き、大事なのは竿だろ。」

という考えだったので、2〜3千円のセット物を買ったら付いてくる様なリールか、2千円するかしないかのノーブランドの500番くらいのリールを使ってました。

 

このセット物のおまけリールと今回のレガリスと何が違うのか。

それはズバリ “感度” です。

スプーンを投げて巻いていると、ヒラヒラとちゃんと動いている時と、フックが引っかかって変な動き方してる時の違いが分かるんですねぇ。

なので、肝心なバイトの瞬間も分かります。

おまけリールにはコレが無い。

“エアドライブ” とか “ザイオンV” なんかの最先端技術も寄与しているんでしょうが、それにもましてハンドルがねじ込み式になっているのが大きな要因じゃないかと思います。

ガタつきが無いのでルアーの動きが減衰する事なく手元に伝わってくる。

いやコレには感動しました。

「リールは単なる糸巻きじゃない。コイツはセンサーだ!」

 

今回は、穂先の無くなったロッドでヤッていたので、ロッドに頼れないということもあって、今まで以上にリールを巻く手に集中していたからかもしれませんが、反面、柔らかいトップピースが無いので、バイトの感覚が程良く伝わるようになっていたのかもしれません。

巻いていると、

「あー、岩に当たったな」

とか、

「おっ、つついてるっ」

とか、

「おしっ、食った!」

が面白いように手元に伝わってきました。

今まで逃していたような微細なバイトも分かるのでこれだけガンガン釣れたんだと思います。

カワムツを楽しみたいがために、ロッドはとにかく柔らかいモノを、と思ってましたが、今回で適度な硬さがあった方が釣れる数は多くなるというのがわかりました。

 

バイトがよく分かるのでフッキングもドンピシャです。

今回はものの見事に全部口元にフッキングしてました。

 

 

こんな、入門機でもこの感度だと最上位機種だとどうなるんだ?

もう一つ上が欲しいっ!

 

まんまとメーカーの思惑にハマっているような気がしますが・・・

かの有名な村田基さんも言われてます。

「初めは安い入門機でいいんです。すぐに上のヤツが欲しくなりますから。そしたらまた買ってください。それの良さが分かると更に上のが欲しくなりますからまた買ってください。それの良さが分かると更に上が・・・

コレが一番儲かるんです。」

と。

 

 

いやー、リールって凄いですね。

 

ではまた。