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さて、
今回は初めての川に来てみました。
あまり期待できそうな川ではありませんが、アプローチが良いと釣れなくても、
「ま、キャストができてパイプやれりゃいいか」
となり、足を運びやすくなります。
他の川とどこが違うのか、と言われると困るんですが、好みの様相がこんな感じなのでどこも似たり寄ったりになってしまいます。
うーん、だから釣れんのか?
今回のタックル。
最近のお気に入り、80cmと90cmの自作の超ショートロッド。
とにかく藪漕ぎは無論のこと、崖を降りたり、高巻きや覆いかぶさる木の枝をかわしながら進んだりするので、この短さは非常に安心感があります。
しかも振出しなのでフライを付けたまま縮めることができて縮めると30cm程になります。
キツい高巻きなんかの時はササっと縮めてバッグに収めることができます。
始めは80cmの短い方で釣り上がります。
ラインシステムはスカジットなんですが、ティペットが50cm、リーダーが2m以上、スカジットヘッドが3mちょい。ヘッドが竿先から出た時点ですでに7m位になります。
ヘッドを竿先から出さないとマトモにキャスト出来ないんですが、こういう様相の川はポイントまで5m、下手すると2〜3mって時もありますので非常に使いにくい。
リーダー無しでいきなりヘッドに50cmくらいのティペットつないだらどうなるんでしょうか。
ともあれ、こういう川でスカジットシステムを使うもんじゃないですな。
なんとか投げれないかと頑張りましたが諦めてパイプを。
ビンセントマニル。
ベルギーの山奥で老夫婦二人が作っている、との事ですがほんとか?
簡素なパッキングで、厚手の紙に包んであるだけで密閉されてません。ビニール包装もしてないので色んな意味で、
「おいおい、大丈夫か?」
と不安になります。
キャメルなんかの、チャックまである完全密閉とは大違いです。
セモア種というセモア地区でしか取れない葉っぱを使用しています。
普通パイプの葉っぱというと加湿保存が当たり前ですがこの葉っぱは乾燥してる方が美味いそうです。
白カビがつきやすいらしく、それも乾燥保管の要因になっているそう。
コイツは葉巻のような深いコクが美味い。乾燥してると辛味が出やすいモノが多いですがコイツは辛味もエグみもありません。
さて、パイプを堪能してからタックルを変えて再度挑戦します。しかしハットがダサいな・・・
90cmの方でラインはWFの2番。
今度はゆるい感じの所をそろりと釣り下っていきます。
最初は茶系のパラシュートを投げてましたがなんの反応もないので、白系のエルクヘアカディスに変えて投げると・・・
カワムツがバンバン食います。
この川のカワムツは体側の黒い帯が分からないほど薄いですね。
まぁ、コレはコレで楽しいんですが、アマゴはいないのか?
ではまた。
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