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さて、
フライフィッシングで使うラインには太さや重さ、浮くものや沈むものの他に “形状” があります。
基本とされる、
WF(ウエイトフォワード)
DT(ダブルテーパー)
を筆頭に、やれスカジットだ、シューティングヘッドだ、と結構な種類があります。
私が今持っているのが、
WFの2番と5番、DTの2番と3番、DWFの2番と3番。
番手は重さで、数字が増える程重くなり、それに伴って太くなったり、重い部分が長くなったりします。
DTライン
単純に両端がだんだん細くなっていくだけのライン。
この絵柄ではティップが省略してありますが、両端のテーパー終わりから同じ太さで6インチプラスされています。ここは結びシロみたいなもんでキャストに影響はありません。
WFライン
絵柄は単純化してありますが、長さの数字と合わせて見ると形状が想像できると思います。力が前にいくように後ろ側のテーパーが長くなってます。
DWFライン
ヘッドと呼ばれる6〜7mの短い部分が両端にあって、それをランニングラインと呼ばれる細いラインでつなげています。傷んできたらひっくり返して使えます。
通常、こういった極端に前方に短い重心があるラインは、フォルスキャストする時に綺麗なループが作りにくいので、フォルスキャストには向いてないとされてますが、このラインは渓流での短い距離ならフォルスキャストも出来ると説明されてます。
DWFはダブルウエイトフォワードの略です。
通常、WFラインは先端から、
ティップ〜フロントテーパー〜ベリー〜リアテーパー〜ランニングライン
という構成になっており、ランニングラインで終わっているので片側しか使えません。
対してDWFはヘッド(先端からリアテーパーの終わりまで)部分を短くしてライン全体の両端にヘッドを作っています。
リバーピークでは「スピードキャスター」という名称になってます。
私は持ってませんが、SH(シューティングヘッド)というラインは重くて短い(数メートル)ヘッドだけで、ランニングラインは別途購入しなければならず、リーダーも特殊なモノが多いです。
遠投したい時や、バックキャストをせずに投げなければならないような状況の時に威力を発揮するラインです。
フォルスキャストはかなりの腕が無いと出来ないそうです。
なんだかんだとラインが増えてきたので、次の機会に私が今所持しているラインを投げ比べてみます。
ではまた。
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