ワトスン

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斧を砥ぐ

さて、

かなり前に使ってそのまま忘れてほったらかしてあった斧を砥ぎました。

グレンスフォシュブルークのハンドハチェットです。

 

 

 

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ついついお手軽なペーパーを使いがちなんですが久々に砥石使いましたよ・・・

ペーパーで砥ぐ時はささっとやっちまおう、てな感じになるんですが、砥石を使う時はなんかこう、しゃんとした意気込みになります。

斧なので欠けた部分を無くして終わりにするつもりだったんですが、砥石をみたらやりたくなってしまいました。

 

ダイヤモンドで欠けをなくしてから、一番左から320番、1000番、2000番、

5000番、革砥、とフルセット砥ぎです。

 

 

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上の図のように、黒い部分の欠けを直すには A のラインまで砥がねばなりません。

 

 

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上の図は極端に書いた上から見た図ですが、1mm程の欠けを直すと A のようにアペックスライン(切っ先)がかなり後退します。

すると切り刃の厚みが太くなり切れ味が鈍くなるので、斜線部分を削り落として右側のようにしてやらねばなりません。

これがかなりキツいんです・・・

 

 

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革砥を掛けた出来上がりの写真です。

砥ぎ傷が残ってますが、これを取る元気はありませんでした・・・

ナイフは許せませんが斧なので許します。

切れ味は抜群。

こうなると早く使ってみたくなるんですよね・・・

次回の ”お外でコーヒーお紅茶&シガー” はコイツを使いましょう。

 

 

ではまた。

 

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